不妊治療|流産をしたときのこと

 

こんにちは、こむぎです。

今日は流産をしたときのことを振り返りたいと思います。

 

 

初期流産

私は初めて妊娠した数か月前、妊娠7週での自然流産を経験しました。

今思えば妊娠5週の頃、お腹が痛くて眠れない日がありました。

もしかしたらそれが流産の兆候だったのかもしれません…

今はどんな些細な不調もすぐ先生に相談することにしています。

 

子宮外妊娠の可能性

子宮外妊娠とは、卵管など子宮以外の場所で着床してしまうことです。

妊娠6週1日にエコーをした際、胎嚢が確認できず

「子宮外妊娠の可能性が高く手術になるかもしれない」と言われました。

もし卵管で妊娠していたら卵管ごと切除するとのことでした。

帰って慌てて入院の準備をし、そのあとはずっとベッドで横になっていました。

2日後病院へ行くと子宮内に小さな胎嚢が確認でき、

子宮外妊娠ではなかったことがわかりました。

ただ6週3日にしては胎嚢が小さいため、おそらくダメだろうと言われました。

 

流産手術の可能性

自然流産にならなければ流産手術をするとのことだったので、

いつ手術になってもいいよう入院バッグを玄関に置いて安静に過ごしました。

結局妊娠7週0日に家のトイレで大量出血しました。

生理前のような予感があり、出血直前にトイレに駆け込むことができました。

出血中も少しお腹が痛いだけで、夫が手を繋いでいてくれました。

翌日病院で胎嚢が見えず多分自然流産したね、と先生に診断されました。

 

大量出血後の1週間

その後1週間は少し多くて長めの生理期間のようでした。

血液検査でhCGが下がったことを確認し、流産が確定しました。

先生からは、1回生理を見送ってから妊活を再開しましょうと言われました。

病院によっては、すぐ不妊治療を始めることろ、半年見送るところなど、

いろんな考えがあるようです。

患者さんの年齢や体質によっても、再開時期は異なるのかなと思います。

 

流産を経験して思うこと

流産はとてもとても悲しかったですが、

短い時間でもあの赤ちゃんに出会えてよかったと夫は言います。

結果として子宮外妊娠でも稽留流産でもなく、私は手術をしませんでした。

これは本当にラッキーなことで、赤ちゃんにとても感謝しています。

 

今回流産について勉強して、

大変な流産をしている方がたくさんいることを知りました。

つらい思いをした方たちの心の傷が少しでも癒えますように、

悲しみに寄り添ってもらえますように、という気持ちでいっぱいです。

 

不妊治療|家族に話すかどうか

 

こんにちは、こむぎです。

今日は不妊治療をしている私の家族との付き合いかたについてまとめます。

 

私の家族

私の母には通院を始めたころから、治療について話しています。

私の母が最初から治療に理解があったのは、

母の親友が長い間不妊治療していたことが関係あるのかもしれません。

診察が家族の予定と重なればこころよく調整役になってくれます。

おしゃべりするときも言葉を選んでくれている気がします。

いつも元気な母と話すと私も前向きな気持ちになれてありがたいです。

一方、父には何も話していません。

でもタイミングよくご飯や買い物に誘ってくれたりするので、

もしかしたら母がこっそり話してくれたのかな、と思っています。

 

夫の家族

夫の家族には流産をきっかけに、夫から話してもらいました。

義実家にはたくさん遊びに行っているのですが、

特に不妊治療や流産について話題になることはありません。

もともととても優しい義父母で、そっと見守ってくれています。

もしぐいぐい質問してくる家族だったら、話せなかったなあと思います。

 

甥っ子たち

私にも夫にも姉がいて、それぞれ甥っ子がいます。

練習でオムツ替えしてみたら?と言われたり

このベビーグッズ便利だからおすすめだよーと言われたりすると

もやもやしてしまうこともあります。

でもそれ以上に、甥っ子たちのおかげでどちらの家でも

孫をみせてあげなければ…というプレッシャーはなく助かっています。

そして懐いてくれる甥っ子たちは本当にかわいくて、また頑張ろう!と思えます。

甥っ子と遊ぶことが私の一番の楽しみです。

 

 

以上、不妊治療中の家族との付き合いかたでした。

大変なことの多い不妊治療ですが、家族に少しわがままを言いながら

ストレスなく頑張っていけたらいいなあと思います。

 

不妊治療|『ヒキタさん!ご懐妊ですよ』をみて

 

こんにちは、こむぎです。不妊治療をしています。

今日は私の好きな映画『ヒキタさん!ご懐妊ですよ』の感想をまとめます。

 

あらすじ

松重豊さん演じるヒキタさんは、

北川景子さん演じる妻のサチと病院で不妊治療を始めます。

治療のつらさ、周囲の妊娠、親への説得など…共感する点がたくさんありました。

またヒキタさんの一生懸命な姿に感動し、元気をもらいました。

 

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夫婦で一緒にみたい映画

男性不妊のヒキタさんは、生活習慣を見直し好きなビールやサウナを我慢します。

私の友達は、旦那さんが妊活に他人事だったため

この映画をみせてやる気を出してもらったと言っていました。

私はというと、ヒキタさんが「治療でつらいのはサチばかり」と泣く場面をみて

自分の夫と重ねました。

夫も私を心配しながら一緒に戦ってくれているのだと、改めて感じました。

 

なんでもやろうと決めた

ヒキタさんは後半、最初は信じていなかったいろんな迷信を試します。

寝室にザクロの写真を貼ると妊娠する、お墓参りをすると妊娠する、

妊婦さんが作ったおにぎりを食べると妊娠する…

健気に頑張るヒキタさんの様子が、映画内で最も印象的でした。

私たち夫婦も、思いつくことはなんでもやってみようと決めました。

ヒキタさんのように前を向いて過ごしていきたいです。

 

子どものいない人生も

映画では、6年の妊活を経て治療を終了する夫婦が出てきます。

ヒキタさんが病院で出会ったときは悲しそうでしたが、

街で見かけた夫婦は楽しそうに仲良く買い物をしていました。

子どもだけが人生の幸せではないと、私も信じています。

不妊治療のゴールは妊娠だけでなく、

夫婦の絆を深めることであってほしいと思います。

 

 

以上、『ヒキタさん!ご懐妊ですよ』の感想でした。

ヒキタさんにまた元気をもらって頑張りたいと思います。

 

梅ジュースを作ってみた

 

こんにちは、こむぎです。

今回は初めて梅ジュースを作ったので、工程をまとめました。

作り方は仕事で何度か作ったことがある夫に教えてもらいました。

 

1. 梅のヘタを取る

まず梅のヘタを取ります。

千枚通しがあればと夫は言っていましたが、うちにはないので竹串を使いました。

この梅は祖母の家にある小梅の木から取ってきました。

だいたい1kgくらい用意しました。

今スーパーではもっと大きくて青い梅がたくさん売っているかなと思います。

 

2. 梅を洗う

ヘタが取れたら洗って、日当たりの良いところで乾かします。

私は不安だったので乾かす前に、キッチンペーパーでも拭きました。

乾かしている間、瓶の準備をしました。

 

3. 瓶を洗う

このレトロな瓶は祖母からのお下がりです。

熱湯消毒しようと思ったのですが、裏に「熱湯厳禁!」と書いてありました。

代わりにアルコールを吹きかけてきれいにしました。

 

3. 梅に穴をあける

つづいて梅にフォークを刺して穴をあけます。

これはやってもやらなくてもいいそうなのですが…

穴を開けたほうが果汁が出やすく早く出来上がるそうです。

 

4. 氷砂糖と梅を瓶に入れる

最後に氷砂糖と梅を瓶に入れて完成です!

梅と氷砂糖の比は1:1とのことで、氷砂糖も1kg袋を1つ用意しました。

梅と氷砂糖が交互になるように入れるのがポイントだそうです。

 

 

以上、我が家の梅ジュースの作り方でした。

作って数日経ち、色が変わって氷砂糖が溶けてきました。

時々夫が、均一になるように瓶をひっくり返しています。

氷が全部溶けたら、炭酸水で割って飲みたいなあと思っています。

 

不妊治療|麻疹と風疹のワクチンについて

 

こんにちは、こむぎです。不妊治療をしています。

今日は麻疹と風疹の予防接種についての感想を書きたいと思います。

 

麻疹と風疹

麻疹は感染力が高く、流産や早産になる可能性がある病気で、

風疹は赤ちゃんが先天性の病気になる可能性がある病気です。

どちらも生ワクチンのため予防接種を妊娠中に受けることができません。

また予防接種後は2か月避妊する必要があるそうです。

 

私の場合

私は不妊治療外来に初めて行った日に、麻疹と風疹の抗体検査を受けました。

それから4日後に病院へ行った際、検査結果を聞きました。

どちらも抗体が少なかったため、混合ワクチンを打ちましょうと言われました。

子どものとき打っていたはずなのですが、

抗体は減ってしまうのだなあとびっくりしました。

そして妊娠していない、生理3日目に病院でワクチンを打ってもらいました。

 

後悔していること

この頃は不妊治療を始めたばかりで、検査をたくさんしていました。

先生からのお話も、あまり理解できないまま家に帰っていた気がします。

そのため予防接種後すぐに卵管造営検査を入れてしまいました。

卵管造営検査後の半年はゴールデンタイムと呼ばれ妊娠しやすいのですが、

そのうち2か月を予防接種後で避妊して過ごすことになり、

もったいないことをしたなあと後悔しています。

また子どものいる姉から

「ワクチンだけは打っておいたほうがいいよー」と言われていました。

結婚前だったため適当に返事をしてしまった気がします。

これからは姉のアドバイスはちゃんと聞こう!と反省しました。

もし戻れるなら結婚前や妊活前に打ってもよかったなあと思います。

 

 

以上、麻疹と風疹のワクチンの感想でした。

最近麻疹感染のニュースを目にしますし、コロナもまだまだこわいです。

予防できることはしっかりして、安心して妊活に取り組めたらなあと思います。

 

不妊治療|卵管造影検査をして

 

こんにちは、こむぎです。

今日は子宮卵管造営検査をしたときの感想をまとめたいと思います。

 

子宮卵管造営検査とは

子宮の入り口から卵管に造影剤を注入し、レントゲンを撮る検査です。

卵管の通りや子宮の形などを調べてもらえるそうです。

私は不妊治療を始めてすぐのころ、生理が終わったタイミングで検査しました。

この検査後は半年ほど、卵管の通りがよくなり妊娠しやすいそうです。

痛いとよく聞く検査ですが、私は大丈夫でした!

 

持ち物

私の病院ではタオルと生理用品を持ってくるよう言われました。

タオルは下着を脱いで検査台に上がるとき腰に巻くので、

バスタオルなど大きめのものがいいかなと思います。

生理用品は検査後少し出血があるかも、と言われ用意しました。

 

一日の流れ

まず朝一番でコロナウイルスPCR検査を病院の駐車場でしてもらいました。

車に乗ったまま窓を開けて鼻に…という感じでした。

久々に受けましたが、やっぱり慣れなくて目から勝手に涙が出てしまいました。

検査結果が出るまでの30分ほどは車内で待ちます。

待ち時間は、一緒に来てもらった夫とおしゃべりし緊張をほぐしてもらいました。

結果が陰性だと病院に呼ばれ、待合室でまた待って、診察を受けます。

  • 子宮卵管造営検査

診察室で説明を受けたあと、レントゲン室に移動します。

夫はレントゲン室には入れず待合室に残ってもらいました。

下着を脱いで撮影台に仰向けで寝ていると、造影剤を注入されます。

造影剤の注射が入るときは、いつものエコーと同じような感覚でした。

造影剤自体が注入されるときは、お腹が押されるような鈍い痛みがありました。

そのあと撮影台が自動で縦になって、ぱしゃぱしゃと撮影され終わりました。

検査自体は5分ほどであっという間に感じました。

  • 検査結果

待合室でさらに1時間ほど待ち、写真を見ながら結果を教えてもらいました。

検査結果自体はもっと早く出ていたのかもしれませんが、

その間にもたくさん患者さんが来て病院が混んでしまったのだと思います。

朝9時にPCR検査をして、お会計が終わったのは12時過ぎでした。

お腹がぺこぺこだったのでご褒美にケンタッキーを買って帰りました。

 

まとめ

これから卵管造営検査をされる方に一番にお伝えしたいのが

「大丈夫ですよ!安心して受けてきてくださいね!」ということです。

私は検査前、卵管造営は痛くて怖い検査だと思ってしまいました。

でも実際は、検査はあっという間だし、痛みも我慢できるものでした。

もし思いがけないことがあっても、看護師さんや先生か必ず傍にいてくれます。

大切な検査、勇気を出して受けてよかったなあと思いました。

 

不妊治療|生理が来るまでの過ごし方


こんにちは、こむぎです。

今日は治療が一区切りついて、生理が来るまでの過ごし方をまとめたいと思います。

 

タイミング法では排卵を確認してhCG注射を何度か打つと

その周期の治療が一区切りになります。

「生理が来ても来なくても2週間後にまた診察に来てね」と先生に言われます。

この2週間は、妊娠できるかな、リセットしちゃうかな、とそわそわしてしまいます。

 

最初は考えすぎないように、楽しい予定を詰め込んでいました。

でも出先で赤ちゃんや妊婦さんを見て落ち込んでしまったり、

もし妊娠できていたらこんなに動いて大丈夫かなと不安になったりしました。

そこで、私たちはこの期間、神社巡りをするのが最近気に入っています。

 

この2週間は、神様にお願いしたいことがたくさんあります。

受精しますように、着床できますように、無事育ちますように…

どれも自分たちや先生の努力や治療だけでは叶わないことが続きます。

今まで全く信心深くない私たち夫婦でしたが、一生懸命手を合わせています。

妊娠するために何かしているんだ、ということが気持ちを楽にしてくれます。

 

神社を調べるのもとても楽しいです。

お守りのかわいい神社、季節限定の御朱印がもらえる神社などたくさんあります。

神社近くのカフェやレストランも一緒に調べます。

 

私のように、この期間にあまり妊婦さんや子連れは見たくないなという方は、

戌の日や七五三シーズンは避けたほうが良いかもしれません。

朝早くや夕方にお参りするのも、空いていておすすめです。

 

 

以上、こむぎの生理が来るまでの過ごし方でした。

みなさんはどんな風に過ごしていますか?

できるだけストレスをためず、のんびり楽しい期間にできたらいいなと思います。